イドへ至る森へ至るイド 考察

２回男の子（メル）が井戸に落ちるような描写？
→最初のは、イドに落ちているメルを見つけた、大人になったエリーゼなのかなと。
　だから、冒頭できゃーーーって声がしてるよね。
　Ｍｏｉｒａの、泉に落ちて死んでいた妹を見つけた兄の状況と同じかなーと。
　一緒に遊んでいるときには、人形もってないよね？

　でも冒頭の泉に落ちたような描写の時には、井戸の脇に人形が落ちてたから
　多分これは時系列的に、前の井戸に落ちたときの未来のときかなーと
　第７の地平線へとつながる物語、復讐とか、とあるから、
　エリーゼの復讐の物語が続くのかなーとか思ってる。


アンネリーゼってのはメルの母親＝魔女なのか？
→アンネリーゼは３曲目ででてくる妾腹の子を産んだ女性ではないかなーと
　妾の子だから、あと目が見えないから、侯爵の跡継ぎにはできないってんで、
　捨ててこい！と。アンネリーゼはすがりつくけど、くどい！って一蹴される。

　捨てられた、そのままでは死んでしまう→冬に傾きかけた子、
　を助けたのがテレーゼ…かなー？と
　もちろんそんなことばれたら大変だから、テレーゼは森へ移り住むと。

｢母であり姉である」ってのはアンネリーゼ？
→うんにゃ、テレーゼかなと。
　目が見えないから、メルは。
　だから母として、姉として、よくしてあげたってことなのかなとおもった。
　でも、育てていて目が見えないことを不憫におもって、
　ならばやはりあのとき助けたのは、もしかしたらあのまま死んでしまっていた方
　がメルは幸せだったのかもしれない、
　そんな子を生かしてしまった私は罪深いとか思ったのかなと。

　それでも、賢明に生かそうと手を尽くした結果、
　テレーゼ自身にそういった薬学やらの知識に長けるようになって、
　またそういった噂が広まって、千里先まで届くようになってしまったとか。

　で、時を同じくして、エリーゼ（多分皇族なのかな？）は
　体をこわして、床に伏せっていたのかね。
　そんなときテレーゼの噂を聞いて、馬を走らせたとか
　名前はでていないような気がするけど、エリーゼの母が、ね。
　でも、たどり着いたときには既にエリーゼは息をしていなかったと。
　エリーゼの母はその悲劇にくずおれ、
　しかしそれでもテレーゼにどうにかならないかと、エリーゼが託される、と。

　ここでさっぱりわからないのが、何か不思議な出来事が起こって、
　エリーゼは息を吹き返し、またメルは光を手に入れるんだよ。

　とりあえず、息を吹き返し、エリーゼとメルは友達になって、
　目が見えるようになったメルは、エリーゼを連れて夜の森を散歩する。
　（とっておきの場所が、この段階でなぜわかるのか
　　（前は目が見えてなかったはずなのに）ってのも謎なんだけど）
　多分、とっておきの場所は例の井戸だったのかな。
　（後から気づいたけど、例の井戸って、家の隣にあるよな……違うかも？）

　エリーゼは部屋の外を知らなかった、といってるから、
　多分床に伏せっていた時は、外に出してもらえなかったのか、
　はたまたメルと同じように存在すら否定されていないことにされていたのか…
　それはちょっと定かではないけど、とにかく２人は仲良くなった。

　……なにげにいまおもったけど、同じ境遇、傷をなめあう２人って、
　大塚さんの語りがあったから、多分エリーゼも隠された、
　世間に出せない存在だったのかもしれないね。

　で、お別れの日がくるわけだ。
　多分、テレーゼが、メルの存在をばれないようにするために森に移り住んだのに、
　この一件でなおさら噂が広まってしまうのをおそれたためじゃないかと思う。

　そして、別れの際にエリーゼは自分の代わりにと人形をメルに手渡す。
　いつかまた会おうと互いに約束して。
　…まぁ、これで生きて二人はもう巡り会えないのだけれども。

　で、時は流れて、メルは目が見えるようになって森の中を歩くようになったわけだけど、
　そんなとき２人の男に出会う。
　賢女テレーゼにあいたいがためにやってきたと言う２人、
　どう考えても怪しいんだけれど、森からでたことがない、
　善悪を見極める力もないメルはそのままテレーゼの元へとつれてきてしまったと。

　もしかしたら周りの村ではペストとか広がっていたのかも（貞夫が言ってるしね）
　で、その原因は魔女だってんで、連中は魔女狩りのためにきたんだろう。
　森に引きこもって、薬学・医学を身につけて、いかにも怪しいという、そんな背景あるしね。

　で、ＰＶ見ての通り、男たちに突き落とされてメルは井戸に落ちて、
　人形…ちょっと不可解なんだけど、火ぃつけられたまま、外にぽいされて、
　（多分あの人形燃やすのはただの演出な気がする。
　　ブックレットには人形も一緒に落ちてる描写があるし）

　テレーゼは抵抗するも
　（ちゃんと名乗ってるよね家柄を。
　　それなりの地位があった女性で、だからこそ薬学とか、学ぶ機会ももしかしたらあって、
　　メルを助けれたのかもしれないね）
　捕らえられて、魔女扱いされて火あぶりにされると（３曲目）

　とりあえず、その後風の噂で聞いたんだろうね。
　元気になったエリーゼ自身が、テレーゼの亡くなってしまったということを。
　で、何か機会・もしくはメルの手がかりを探しに、森に戻ってきたんじゃないかね？
　そこでメルが死んでいる（もしくは白骨化？人形も井戸のそばにある？）
　のをみて、絶叫＆メルも死んだことを認識してしまうと。
　だから、あのときのＰＶの姿は女の子、ではなく、若い女性だったよね。
　（多分にこのイメージはMoiraでの「水月」の時、
　　ミーシャがスコルピオスに斬殺され捧げられて、
　　泉に沈んでいるその姿を見た、エレフの絶叫に酷似しているのかな？とも）

　ちなみに、エリーゼ（人形）と貞夫（メルのなれの果て？）のかけあいシーンでは、
　エリーゼ（女性）と（人形）輪郭が同じ感じがした。
　で、掛け合いのラストでエリーゼ人形が涙を流して、
　貞夫がそれを手掲げて受け取ろうとするシーンがあったから…
　多分、歌で茶化しているけど、嘆いて・悼んでいるエリーゼってのは、
　やっぱりイメージ的な描写としてあったんじゃないかな？

　で、まぁ生身のエリーゼに話を戻すと、
　メルの死を知って、メルのいない世界では生きていけないと思うけど、
　エリーゼは多分皇族の娘だったし、生きていたってことになったら、
　望まない婚礼を押しつけられてしまうだろう、とエリーゼ自身思うけれども、
　それでもメルの分まで生きていこう…と。
　でもこういった事態を招いたこの世界に、いつか復讐することを誓いつつ…
　ってのが私の思ってるイドイドの全体像

｢それがやつらの本能なのさ｣って｢やつら｣って「井戸」をさしてはいないよね？
→イドってもともと、自我とか、無意識の感情とか、またその感情の抑制とか、
　心理学でいろいろ言われてるような気がしたんだけど、
　やっぱりこれはイドの怪物なのかなぁ…人間の潜在意識が、形となって現れるもの。
　
　奴らってのは、そういった人間達の潜在意識のことだと思う。

　彼ら２人（人形・貞夫）も、その潜在意識の残滓というか、
　それを物語…童話として過去から彼ら自身（メルと、エリーゼ）の
　歴史をたどっている存在なのかなーと。

　聖戦のイベリアでいう、サディ先生と３姉妹みたいな位置かもしらん。


とりあえずこんな感じのやりとりを昨晩やってました。眠かった。
まぁ…SHの解釈は各人好きずきにやるべきモノだと思うし、
最適解はあっても、絶対的な解は無くても良いんじゃないかと思ってるので、
あくまでコレは私の私見。
また他の人たちの私見を見聞きして、意見変わることも大いにあるとおもうけど。

というわけで、ここまで読んでくれてありがとうですｗ